-持続可能な開発目標への取り組み-

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私たちの技術と製品

アジロ綴じ製本

アジロ綴じは、糸や金具などを使わず接着剤のみで綴じる無線綴じの1種とみなせますが、一般的な無線綴じと比べると更に強度の強いものとなります。
 一般的な無線綴じの場合、バラバラに切り離された状態の各ページの背に接着剤を付けて固めることで表紙と各ページとを繋ぎとめますが、アジロ綴じの場合は折丁の背に切込みを入れてスリット孔を作り、そこに接着剤を浸透させて繋ぎとめます。
 このスリット孔の大きさは印刷業者によって違いがありますが、大体10~15㎜程度のスリットを5㎜程度間隔をおいて入れていくのが一般的です。各ページ同士も接着剤によって固められるため、各ページ同士は切り離された状態になっている無線綴じと比べてバラバラになりにくく、接着強度も強いものとなるのです。

 

中綴じ製本

「中綴じ」とは、表紙と中身を重ねて開き、背になる部分を針金で綴じる方法です。
雑誌・カタログ・会社案内・報告書・セミナー資料・同人誌など比較的のページ数の少ない物に使用します。 
 冊子を開いた状態で順番に重ね、センターをホッチキスで綴じる方法です。従って1枚あたり4ページ分で、重ねた状態で一番下に来るのが冊子の表・裏表紙、一番上に来るのがその冊子の丁度中間のページということになります。 中綴じの製本は、無線とじとは異なりセンター部分までしっかり開くことができるという点がメリットです。従って見開きで写真や絵、図面などを配置したい時に向いている方法で、具体的には週刊誌や家電製品の取扱説明書、パンフレットなどに使用されています。

 

特殊加工

いろいろな加工ができます。いわば、オプション的な加工で、自由に選ぶことができます。
パンチ穴の例になりますが、
● 本をファイルで保管したり、ひもを通して何冊かをまとめるときのために穴をあけます。
● 一般的に背中より10ミリの位置、穴と穴のピッチは80ミリ、穴の直径は6ミリです。
● 穴の位置・ピッチ・穴数は変更可能です。

その他にも、紹介しきれないいろいろな加工を承ります。ご要望がある場合はお問い合わせ下さい。

 

金具付カレンダー

レールカレンダーとも呼ばれておりますが、1枚1枚の切り離しがしやすい金具付タイプの壁掛けカレンダーに対応できます。

 

仕分け・発送・配達

仕分けから梱包・発送作業までワンストップ対応できます。フォークリフトとトラックもございます。納品先が長野市近郊以外でもお気軽にお問い合わせください。

 

設備詳細

  • 断裁機2台 D6(102),D7(132)永井機械
  • ジョガー2台 工藤鉄工
  • スタッカー1台 永井機械
  • 紙折り機4台  正栄機械
  • 中綴じ機1台 RS-6-2型 オサコ製作所
  • 無線機2台  芳野マシナリー120型高速無線機・ホリゾンBQ-460
  • 丁合機1台 トライデント、カメラ検査装置付
  • 三方断裁機1台 芳野マシナリーYST2700
  • トライオート1台 西岡機械製作所
  • 貼り込み機1台
  • 穿孔機2台  ウチダ電動穿孔機
  • 角丸機 1台
  • カレンダー丁合機2台 渡辺通商
  • カレンダー製本機(金具)1台 渡辺通商

所属組合・団体